心臓の検査

心筋シンチとは?

本記事では、心筋シンチの具体的な内容や

 

注意点を記載しています。

 

検査のご予定のある方はぜひ参考に

 

してみてください。

 

心筋シンチの撮影

心筋シンチは、心筋シンチグラフィー、

 

心筋スペクト(SPECT)とも呼ばれ、

 

狭心症(きょうしんしょう)・心筋梗塞(しんきんこうそく)の検査として

 

使われます。

 

 

 

主に心臓の筋肉の血流や心臓の動きを

 

調べる検査ですが、他にも心臓の代謝の

 

状態を調べたり、心不全の状態を調べたり

 

できる検査です。

 

 

本稿では、心臓の血流をみるための

 

心筋シンチについて解説します。

 

 

 

 

心筋シンチの検査を受けるように言われました。

 

検査時間はどれくらいかかるんですか?

 

 

 

内容・施設・方法によりますが、

 

撮影は2回にわけて行うことが多く、

 

1回の撮影は20分前後です。

 

 

1回目と2回目の撮影の間を

 

60分〜3・4時間空けて撮影します。

 

入院の必要もありません。

 

 

検査前に食事をしても大丈夫ですか?

 

検査では、心臓に負荷をかける薬を使用しますので、

 

食事はしないで来てください。

 

また、カフェイン類
(コーヒー・お茶・

 

コーラ・チョコレート等)

 

は前日から摂らないでください

 

水分はとって大丈夫です

 

 

 

心筋シンチで何をする?

 

一般的な心筋シンチの流れ(狭心症・心筋梗塞の検査)は以下の通りです。

 

心臓の撮影は通常2回に分けて行われます。

 

@受付を済ませて検査着に着替える

 

A検査用の注射の準備

 

B入室(検査開始)
    
C撮影(1回目)

 

D休憩

 

E撮影(2回目)

 

D終了

 

 

 

 

安静と負荷どちらかを先に撮影し、

 

1回目と2回目の撮影の間は

 

1時間程度から3-4時間空けることが通常です

 

 

具体的な検査の流れは患者さんの状態や

 

施設によって違いがあります。

 

 

施設で使っている検査装置や患者さんの状態

 

などによって、実際の検査方法が異なります。


心筋シンチは造影剤を使わない検査

 

心筋シンチは造影剤を使わない検査です。

 

腎臓が悪い人でも負担がない検査です。

 

 

この検査はCTで使われるヨード造影剤や、

 

MRIで使われるガドリニウム造影剤は使いません。

 

代わりにアイソトープと呼ばれるお薬を使って

 

心臓の血流や心臓の代謝の状態を映し出すことが

 

できます。

 

 

放射線検査の一種ですが、

 

被ばく量はCTと変わらない検査です。

心筋シンチのメリット・デメリット

心筋シンチの一般的な

 

メリット・デメリットをまとめます。

 

心筋シンチでしか評価できないこともあるため、

 

検査の実施についての個別の判断は、

 

かかりつけの医師に相談しましょう。

 

 

 

心筋シンチ 3つのメリット

 

造影剤を使わない

造影剤を使わないので腎臓が悪い人でも

 

検査を行えます。

 

狭心症・心筋梗塞の診断として定評がある

CTやMRIも広く使われるようになってきていますが、

 

心筋シンチを用いた診断法は歴史的に早くから

 

確立しており、定評があります。

 

装置によっては検査時間はMRIよりも短い

半導体を用いた新しい撮影装置があれば、心筋シンチの検査は

 

かなり時間が短縮されており、放射線の被ばく量も

 

かなり少なくなっています。

 

心筋シンチ 3つのデメリット

検査の当日キャンセルができない

心筋シンチで使われるアイソトープは、

 

検査当日に患者さんに合わせて個別に用意されますが、

 

このお薬は、検査当日しか使えず翌日にとっておく

 

ことができません。

 

そのため、検査当日のキャンセルができない検査に

 

なります。

 

どうしても検査の受けられない事情が発生した場合は

 

早目に病院に連絡しましょう。

 

検査費用が相対的に高い

検査で使うアイソトープは、造影剤と違って高価なため

 

結果として検査費用はだいたい3万円ほどかかります。

 

 

検査時間が相対的に長い

評価する項目が違うので単純に比較できませんが、

 

狭心症・心筋梗塞の検査としては

 

CTよりは検査時間はやや長いです。